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QMS-H研究会との共同研究について

医療における質マネジメントシステム研究会(QMS-H研究会)との共同研究について

 

 近年、医療安全に関わる諸問題が明らかとなり、医療の質が問われています。そして医療の質の維持や向上に、現在広く産業界でも用いられている質マネジメントシステム(Quality Management System:QMS)の有用性が注目されています。

 特に多くの職種にまたがり大人数で運営される病院においては、質の良い製品・サービス、すなわち患者さんに良い医療を提供するには、単に個々の医療技術や技量(固有技術)を磨くだけではなく、それらを効率的に患者さんに提供するマネジメント技術(管理技術)が必要となります。

 本院は2010年に新病院に移り、電子カルテの導入など様々な設備面での整備を進めてまいりました。今後その設備をさらに有効活用していくとともに、より良い医療サービスを提供していくためには院内でQMSを構築する必要があるとの結論に達しました。

 そのためすでに医療分野におけるQMSモデルの導入・推進についていくつかの病院と共同研究を行ってきた医療における質マネジメントシステム研究会(QMS-H研究会)に2011年より入会しました。同研究会は社団法人日本品質管理学会の傘下で医療の質・安全部会に参加している大学研究室と病院が医療におけるQMSの確立を目指して研究活動を行う目的で2005年に設立されています。

 今後本院は同研究会に所属する大学研究室と秘密保持契約を締結したうえで病院における医療の質保証に関する共同研究を進め、QMSを構築し、さらに良質な医療を皆さんに提供したいと考えております。

 その際、各大学研究室の研究者が研究活動を通じて患者さんの個人情報に接する事となります。それらは本院職員の監督下で厳重に管理され、個人情報が院外に持ち出される事はありません。また情報の取り扱いや安全管理にあたっては、関連する法令や取決め(個人情報保護法、臨床研究の倫理指針、医療情報システムの安全管理に関するガイドラインなど)を遵守します。

 なお本研究への参加は患者さんの自由な意思に基づくものであり、参加されたくない場合は拒否することができます。なお、拒否されたことで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ありません。
皆様の御理解、御協力をお願いいたします。

お問い合わせについては本院TQM推進事務局まで御連絡下さい。

独立行政法人国立病院機構埼玉病院
TQM推進事務局
(代表)048-462-1101