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心臓血管外科(冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)の外科治療)

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心臓血管外科

冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)の外科治療

心臓の栄養血管である冠状動脈が狭くなったり、詰まったりすると、心臓の血のめぐりが悪くなり、胸が強烈に痛くなります。これらが狭心症や心筋梗塞の状態です。狭心症や心筋梗塞では、まず循環器内科医による心臓カテーテルによる検査・治療が行われますが、重症の場合は手術(冠状動脈バイパス手術)が必要です。

冠状動脈バイパス手術
この手術は従来、人工心肺装置を用いて心臓を止めた状態にして行われてきましたが、近年、人工心肺を用いず心臓が動いたまま行う心拍動下(オフポンプ)冠状動脈バイパス術と呼ばれる低侵襲の手術が発展してきました。当院ではオフポンプバイパス術を中心に精度の高い手術を施行しています。低侵襲化により術後7日から10日程度での退院が可能となりました。

心拍動下の冠状動脈バイパス術の様子。
吻合直後にはバイパス血管の血流量を測定し、
グラフトの質を評価しています。


術後CT検査
心臓カテーテル検査と比べ患者さんの負担が少ないCT検査でバイパスグラフトの開存を確認しています。写真はオフポンプで施行された4枝バイパス術の画像です(白矢印:2本の内胸動脈が冠状動脈に吻合されています)。

左室形成術、左室破裂
心臓の壁の機能異常(重い心不全)や心臓にできた瘤に対しては、心臓の壁にメスを入れる左心室形成手術(ドール手術、SAVE手術)や左心室瘤切除術を行います。急性心筋梗塞の重篤な合併症である心室穿孔には、パッチ閉鎖術を行います。
写真は左室後壁に生じた仮性瘤に対するパッチ閉鎖術です。
写真は心室中隔穿孔(後下壁)に対するダブルパッチ閉鎖術です。


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