
脳神経外科(脳腫瘍)
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脳神経外科
脳腫瘍
脳腫瘍は頭蓋内に発生する腫瘍の総称で、脳そのもの(脳実質)、脳を覆う髄膜、脳から直接出ている脳神経、ホルモンの調整をしている下垂体に発生します。
脳腫瘍は、頭蓋内から発生した原発性脳腫瘍と、体の他の臓器のがんが転移した転移性腫瘍とに分けられます。脳腫瘍の患者数は10万人あたり10~15人とも言われます。 1)
脳腫瘍は良性と悪性に分かれ、良性脳腫瘍は増殖速度が遅く、無症状であれば治療しないで経過をみることがあります。症状のある良性脳腫瘍や増殖速度の速い悪性脳腫瘍は、腫瘍を除去する手術が基本となります。腫瘍の性質や部位によっては、術後の生活に影響が出る場合もあるため、脳の機能を温存しながら、どこまで腫瘍を取り除けるかが問題となります。取り除けなかった腫瘍については、放射線治療や化学療法(抗がん剤治療)などを組み合わせて治療を行います。
詳細については一般社団法人 日本脳神経外科学会 脳神経外科疾患情報ページへのリンクもご参照下さい。
http://square.umin.ac.jp/neuroinf/medical/201.html