診療科・部門紹介
  • 埼玉病院のご案内
  • 診療科・部門紹介
  • 患者さんへ
  • 医療関係者の方へ
  • 職員募集
  • 交通アクセス

形成外科(きれいな傷跡)

埼玉病院 トップ > 診療科・部門紹介 > 形成外科(概要) > きれいな傷跡

形成外科

きれいな傷跡(ケロイドなど)

手術やケガによる傷跡は誰でも可能な限りきれいに、目立たなくなることを望んでいます。形成外科は顔の手術をする事が多いので、きれいな傷跡にすることを常に心掛けて治療を行っています。
例えば皮膚の縫合では、真皮縫合といって、皮膚の内部で、溶ける糸を使って皮膚をしっかり密着させておくことで、表面を緩めに縫合できます。これによって抜糸後の縫い目のあとが残りにくくなり、本来の傷も細い状態を維持することができます。また、抜糸後はテーピングを積極的に勧めています。これは、テーピングをやらなかった場合に比べ、テーピングを行ったほうが傷跡がきれいになる、ということが分かっているからです。詳細については次の項目で説明します。
傷跡が赤く盛り上がったり(肥厚性瘢痕)、周囲に広がっていったり(ケロイド)した場合の治療も行っています。当院では治療の選択肢の一つとして、シリコンジェルシートや放射線科との協力による電子線照射も行っています。