診療科・部門紹介
リハビリテーション科
概要
リハビリテーション科では、入院中の現病治療のサポート、また ADL や筋力・体力の低下防止のために、入院後早期からのリハビリテーションに積極的に取り組んでおります。
脳血管疾患、神経筋疾患、運動器疾患、呼吸器疾患、心大血管疾患、がん、小児疾患等と幅広い疾患の患者に対応し、かかわっております。
まず主治医からリハビリテーション科に診察依頼があり、リハビリテーション科医師による診察を行ない、必要に応じて、理学療法部門・作業療法部門 ・言語聴覚療法部門のそれぞれの部門によるリハビリテーションを提供していきます。
リハビリテーションを必要とする患者さんに適切なリハビリテーション治療を提供できるよう、主治医や看護師、栄養士、MSW、臨床工学技士、薬剤師など、院内の他職種と密な連携体制を取っております。
取得施設基準 (2024年4月現在)
心大血管リハビリテーション料(1)
廃用症侯群リハビリテーション料 (1)
呼吸器疾患リハビリテーション料 (1)
脳血管疾患等リハビリテーション料 (1)
運動器疾患リハビリテーション料 (1)
がん患者リハビリテーション料
職員構成(2024年4月現在)
リハビリテーション医 8名
理学療法士 21名
作業療法士 11名
言語聴覚士 3名
各部門紹介
<理学療法>
理学療法では病気による障害や術前術後など運動機能の低下した患者さんに対して運動機能の改善を目的に各種の運動療法や物理療法を行ない、立ち上がる、歩くといった基本的な動作能力の回復を支援しています。
当院では骨折や人工関節の術前術後、脊椎の手術の術前術後の整形外科疾患および脳神経内科、脳外科の患者さんを中心に内科、外科の患者さんなど幅広く対応しております。
当院では骨折、人工関節、脊椎・脊髄疾患等の術前術後の整形外科疾患や脳出血や脳梗塞、脳外科術後、心不全や心筋梗塞、心臓外科術後の心疾患、がんなどの外科的術後の患者さんに対して、早期より理学療法を開始しています。また小児から高齢者まで多岐にわたって幅広く対応しています。
それらの患者さんに対して、身体運動機能の改善を目的として各種の運動療法や物理療法、日常生活動作訓練を行ない、立ち上がる、歩くといった基本的な動作能力の回復を支援しています。
新館2階リハ室
新館4階心リハ室
本館4階脳血リハ室
本館6階運動器リハ室
<作業療法>
作業療法では、身体機能・高次脳機能等の低下により、本来の生活がしづらくなった患者さんに対して、運動機能だけでなく心身機能の改善・活動性向上を図るとともに、日常生活に必要な動作能力を評価し、実際の動作を通して日常生活動作の改善を図る援助を積極的に行っています。急性期領域だけでなく、小児・リンパ浮腫に関しても発症直後から慢性期・セルフケアの確立までの幅広い時期の介入を行っています。
<言語療法>
言語療法では病気によって言葉が思い出せない、上手く話せない、声が出ないといったコミュニケーション障害の方や、注意散漫になってしまう・記憶が低下してしまう等の高次脳機能障害の方、食べ物をうまく食べられない・飲み込めない等の摂食嚥下機能の低下がある方を対象に検査やリハビリを行っています。
スタッフ紹介
職名 | 氏名 | 専門医・認定医等 | 専門分野 |
---|---|---|---|
部長 | 村岡 香織 |
日本リハビリテーション医学会専門医・指導医 医学博士(リハビリテーション分野)・公衆衛生学修士(専門職) 日本臨床神経生理学会専門医(筋電図・神経伝導分野) 義肢装具等適合判定医 |
リハビリテーション全般 |
医長 | 杉山 瑶 |
日本リハビリテーション医学会専門医・指導医 義肢装具等適合判定医 身体障害者福祉法第15条指定医 (肢体不自由・音声言語・そしゃく機能) |
リハビリテーション全般 |
医師 | 櫛田 幸 |
日本リハビリテーション医学会認定臨床医・専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本臨床神経生理学会専門医(筋電図・神経伝導分野) 日本消化器病学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 義肢装具等適合判定医 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士 身体障害者福祉法第15条指定医 (肢体不自由・音声言語・そしゃく機能) 日本静脈学会認定弾性ストッキングコンダクター 日本リンパ浮腫治療学会認定リンパ浮腫療法士 |
リハビリテーション全般 |
医師 | 速見 優希 | 義肢装具等適合判定医 | リハビリテーション全般 |
医師 | 上田 智之 | リハビリテーション全般 | |
医師 | 松永 洋一 | リハビリテーション全般 | |
医師 | 秋山 志野 | リハビリテーション全般 | |
医師 | 脇坂 波璃男 | リハビリテーション全般 |