2024年5月から耳鼻咽喉科常勤医師３人体制で診療を行なっております。耳鼻咽喉科の急性疾患、慢性疾患、手術加療が必要な疾患まで幅広く診療を行っております。
患者さんの今ある症状から、対症療法だけを行うのではなく、『何が起こっているのか？』という疑問点を大切に、丁寧な診療にあたるよう心がけ、検査・治療に繋げています。時間が許す範囲で十分にご相談をさせていただき、治療方針を決めています。病気のことや治療方針など、わからないことがあれば、躊躇せずご相談ください。

2023年1月〜12月　手術実績

• 耳の領域	件数
  先天性耳瘻管摘出術	5
  鼓膜チューブ留置術	8

  鼻の領域	件数
  下鼻甲介手術 （粘膜下骨切除術）	84
  鼻中隔矯正術 （前弯矯正を伴わない）	36
  鼻中隔矯正術 （前弯矯正を伴う）	8
  内視鏡下鼻副鼻腔手術 （ESS）Ⅰ型	1
  ESS Ⅱ型	2
  ESS Ⅲ型	20
  ESS Ⅳ型	38
  ESS Ⅴ型	0
  鼻副鼻腔腫瘍手術 （外切開）	0
  鼻副鼻腔腫瘍手術 （内視鏡下 EMMMなど）	6
  翼突管神経切除術 （後鼻神経切断術）	26

  口腔・咽頭の領域	件数
  扁桃周囲膿瘍切開術 （小児症例）	1
  口蓋扁桃手術	50
  アデノイド切除術	16
  舌腫瘍手術	1
  頸部膿瘍切開排膿術	5

  ※口蓋扁桃手術、扁桃周囲膿瘍切開術：両側でも1件とカウント

• 喉頭・気管の手術	件数
  気管切開術	16
  喉頭微細手術 （声帯ポリープなど）	6

  顔面・頸部の手術	件数
  唾石（含顎下腺）摘出術	4
  唾液腺腫瘍手術	1
  頸瘻・頸嚢摘出術	1
  顔面外傷 （上顎骨骨折等を含む）	1
  リンパ節摘出術 （生検術を含む）	6

  ※手術室のみ記載

2023年1月〜12月　救急入院疾患の実績

• 耳の領域	件数
  急性中耳・内耳炎	2
  めまい症	21
  メニエール病	5
  突発性難聴	22
  急性低音障害感音難聴	3
  顔面神経麻痺	17

  鼻の領域	件数
  鼻出血症	2
  急性副鼻腔炎	2

• 口腔・咽喉頭・頸部の領域	件数
  急性咽頭喉頭炎	14
  急性扁桃炎	14
  扁桃周囲膿瘍	27
  急性喉頭蓋炎	6
  喉頭浮腫	3
  急性耳下腺炎	1
  深頸部膿瘍	5

  ※手術症例との重複はなし

当科では現在、以下の診療に力を入れております。

1. ●
   小児耳鼻咽喉科診療について

当科は小児からご高齢の患者様まで診療を行っておりますが、小児科と連携することで、外来・入院診療が円滑にできるようなシステムを構築しております。小児のいびき症や睡眠呼吸障害、滲出性中耳炎に対する外科治療など数多くの症例を対応させていただいております。

1. ●
   アレルギー、鼻・副鼻腔診療について

・頑固な鼻つまりや鼻炎症状

・なかなか治らない副鼻腔炎症状（咳、痰、顔面痛、頭痛、鼻のいやなにおい）

・においがわからない

・以前受けた鼻手術で改善がみられない、症状が再度でてくるようになった

・内科的な治療で改善がみられない、いびき・睡眠呼吸障害（呼吸が止まる）
といった症状の患者さんに対する最適治療を提案いたします。

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1. ●
   その他、当科の診療

耳疾患、鼻疾患、咽頭喉頭疾患、頸部疾患について幅広く診療させていただいております。当院で対応できない疾患に関しては大学病院と連携してご紹介させていただいています。長期的な経過観察については、当院の『かかりつけ医』制度に則り、疾患の病状次第で逆紹介とさせていただくことがあります。

皆様の耳鼻咽喉科領域の困った症状に対して、少しでも活路を見出すことができるよう尽力いたします。

完全予約制 ・・・

※ 当院はすべての診療科が予約制の診療となっております。（初診紹介予約制）
※ 当院での診察順は予約の患者さんが優先となっております。予約をしていない場合は、待ち時間でご迷惑をお掛けしますがご了承ください。
※ 来院をされた日に予約をしていない場合は、受診できない場合があります。
　 また、受診できる場合でもお待ち願う時間が長くなることが予想されますので、あらかじめご了承ください。