• 診療科・部門紹介

小児外科

概要

【患者さんへ】

小児外科は子どもの消化器、呼吸器、泌尿生殖器の手術をする診療科です。「子どもが手術?怖いなあ」と思われる方や、「小児外科に紹介されたら絶対手術を受けなきゃいけないの?」と心配される方もいるかもしれません。勿論必要なものに関しては手術を行いますが、実は我々の仕事で一番大切なことは「手術をするか、しないか」の判断をすることだと思っています。大人の外科では、がんの手術がメインであるため、手術が可能なものに関しては、その適応が議論になることはあまりありません。小児外科の場合は腫瘍の手術も無くはないですが、多くは先天的な異常の修復や日常生活に支障をきたす症状を改善させる機能外科、見た目を良くする整容的な手術がメインとなります。勿論、中には手術適応が明らかなものもありますが、そうでないものに関してはご家族・ご本人の希望や不安に耳を傾け、しっかりと情報提供をして、一番良い納得のいく方法および介入時期をともに考えていきたいと思っています。

また、昨今、便秘の小児患者数が増えてきており、小児慢性便秘症の診療も小児外科で担当しています。「小児外科なのに便秘?」と思われる方もいるかもしれませんが、小児の重症便秘症の中にはヒルシュスプルング病や肛門位置異常などの手術が必要な病気が隠れていることがあるため、便秘症で小児外科へ見える方も多いのです。そのほか、おちんちんのこと、おへそのこと、脱腸のこと、しこりのこと、吐きもどしのこと、おむねのへこみのことなどで相談を受け付けています。

小児科や小児麻酔の進歩で、子どもの手術は非常に安全になりました。当院では2020年4月より小児外科の常勤医を置き、小児医療をより幅広く・スムーズに展開できるようになりました。手術に関しては、傷が目立たないようにおへそを利用した手術や腹腔鏡手術を積極的に行い、整容面にも配慮した子どもに優しい治療を目指しています。また、2024年4月より新しい小児外科部長が赴任し、これまで同様小児外科一般の対応はもとより、鏡視下手術や漏斗胸診療の拡充に力を入れていきたいと思っています。当科外来は月曜から金曜まで対応可能ですので、受診希望の方はご連絡ください。小児外科が不在の場合も小児科と連携し、24時間365日対応を心がけております。詳しい診療日程は外来初診担当医表をご参考ください。受診の際には母子手帳とおくすり手帳を持参いただけると大変助かります。
手術をご検討されている方は「1、術前検査および麻酔科診察の流れ」「2、入院日程」のリンクもご参照ください。

【医療関係者の方へ】

当院では2011年4月より小児外科外来をオープンし、小児外科手術を始めました。小児外科は小児の一般・消化器・呼吸器外科で、脳、心臓以外の臓器の幅広い分野の手術を行います。現在、当院では鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、停留精巣、包茎などの手術が多く、小児に慣れた麻酔科医が麻酔を担当し、慶應大学病院や、日本有数の小児医療センターである国立成育医療研究センターや東京都立小児総合医療センター、兵庫県立こども病院などで手術を手がけてきたスタッフが手術を行っています。腹腔鏡手術も対応します。さらに小児科と連携して、便秘の管理や消化器一般についても外来診療を行っており、消化管造影検査やpHモニター検査なども行っています。そのほか黄疸、小児腫瘍、直腸肛門奇形などより専門的な病態、疾患に関しても幅広く受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。鼠経ヘルニアや、停留精巣、臍ヘルニアなどの小手術に関しては1泊2日入院と2泊3日入院がお選びいただけます。

【小児外科で扱う主な病気】

鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、停留精巣、移動性精巣、包茎、急性虫垂炎、精巣捻転といったcommon diseaseをはじめ
耳前瘻、舌小帯短縮症、梨状窩瘻、正中頚のう胞、皮下軟部腫瘤、漏斗胸、気胸、嚢胞性肺疾患、胃食道逆流症、肥厚性幽門狭窄症、先天性胆道拡張症、胆道閉鎖症、小児がん、卵巣嚢腫、腸閉塞、腸重積、ヒルシュスプルング病、大腸ポリープ、直腸肛門奇形、肛門周囲膿瘍・痔瘻、便秘など

手術実績

2024年度手術実績

鏡視下手術 59件
新生児手術 1件

鼠経ヘルニア根治術(Potts法) 7件
腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術(LPEC) 41件
臍形成術 30件

停留精巣に対する精巣固定術 11件
精巣捻転に対する固定術 1件
包茎手術 3件
尿膜管遺残症手術 2件

漏斗胸に対する胸腔鏡補助下Nuss手術 1件

舌小帯形成術 8件
上口唇小帯形成術 1件
皮下腫瘤摘出術1件

腹腔鏡下虫垂切除術 13件
腸重積観血的整復術 1件
肥厚性幽門狭窄症手術 1件
胃瘻造設術 1件
腹腔鏡下大網捻転解除術 1件
審査腹腔鏡 2件
腹腔鏡下洗浄ドレナージ 1件

のべ127件

当科で扱う主な疾患

舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)

舌小帯短縮症は、舌の裏にある舌小帯と呼ばれる部位が、生まれつき通常よりも広い範囲に付着していることで、舌の動きが悪くしてしまう疾患です。舌の動きが悪くなると、乳児期には哺乳のトラブル(ミルクの浅飲みや哺乳時間の延長、お母さんの乳頭痛など)、幼児期には発音のトラブル(滑舌の悪さ)や上顎の発達不良が起きたりする疾患です。この疾患は長らく「手術の必要なし」と言われてきた歴史がありますが、徐々に「手術すべき症例がある」と考えられるようになってきています。しかし適切な診療を行える医師は限られるため、治療を受けたくても受けられない患者さんが多くいらっしゃるのが現状です。当院では舌小帯短縮症治療の第一人者である伊藤泰雄先生のご指導のもと、手術だけでなく、手術を受けた後の注意点についてもしっかりと診療する体制が整っています。手術は、歯が生えそろう前は局所麻酔で行い、歯が生えそろった後は全身麻酔により安全に行っています。手術のための入院期間は局所麻酔、全身麻酔ともに1泊2日をご提案しています。お子様に舌小帯短縮症を指摘されてお困りの親御さんや、心当たりがあってご心配を感じられている方は、ぜひ当科までご相談ください。

  • 舌小帯短縮症のハート舌(左)、舌小帯短縮症(右)
    新百合ヶ丘総合病院 小児外科 伊藤泰雄先生に写真使用許諾を頂き掲載

舌小帯評価スコア(新生児・乳児)
舌小帯評価スコア 新生児・乳児
評価項目 点数 詳細
舌への付着位置 2 舌先端より1cmを越える
  1 先端より6mm-1cm以下
  0 先端より5mm以下
口腔底への付着位置 2 舌下ひだの後方
  1 舌下ひだ
  0 歯茎
舌を出したときの先端の形 2 丸い
  1 少しくぼむ、または舌を出さない
  0 ハート形
舌の挙上 2 良い
  1 制限あり
  0 全く挙上せず
哺乳 2 良好
  1 不良、乳頭痛、乳腺トラブル
  0 ほとんど吸わない
合計 0-3点 高度
   4-5点 中等度
   6-7点 軽度  合計7点以下で手術適応を考慮します
当院の手術症例の術前後の舌小帯評価スコアの推移
鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)

鼠径ヘルニアは、鼠径部に腸管やおなかの脂肪が脱出する疾患です。多くはお風呂に入ったときや、ジャンプをした後に足の付け根が柔らかくふくらんでいることで気がつかれます。脱出する原因はおなかの中の左右の底の部分に、生まれた後本来塞がるはずだった小さな穴があいたまま残っていることです。その穴から足の付け根に向けて腸やおなかの脂肪が脱出することでふくらみが生じます。この穴は乳児期早期までは自然に塞がる可能性もあると言われますが、ほぼすべての症例で手術による治療が必要になります。脱出した腸管等は基本的には自然と元の位置にひっこみますが、なかなか戻らないこともあります。鼠径ヘルニアの危険性として、脱出した腸がはまりこんでしまって戻らなくなることが挙げられます。はまりこんだ腸に血流がいかず、腸が壊死(えし)=腐ってしまう危険性があり、この状態をヘルニア嵌頓(かんとん)と呼びます。ヘルニア嵌頓は緊急手術の適応となり、壊死した腸を切除しなければならない可能性や、状態によっては命に関わる可能性もあります。これを起こさないために、症状に気がつかれたら、なるべく早期に手術で穴を塞ぐ治療を行うことを推奨しています。当院では腹腔鏡を用いた小さな傷での術式で手術を行っています。手術のための入院期間は、1歳以上は1泊2日、1歳未満は2泊3日となります。思い当たる症状のある方は、ぜひ当科までお気軽にご相談ください。

陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)

陰嚢水腫は、鼠径部にできた穴を通しておなかのお水(腹水)が陰嚢内に流出し、水風船のように貯留する疾患です。多くはお風呂に入ったときなどに、陰嚢の大きさに左右差を認めたり、触ったときに精巣がもうひとつあるように感じられたりすることで気がつかれます。腹水が陰嚢内に脱出する原因はおなかの中の左右の底の部分に、生まれた後本来塞がるはずだった小さな穴があいたまま残っていることです。その穴から陰嚢内に向けて腹水が脱出することで水風船のようにふくらみが生じます。陰嚢内に貯留した腹水が自然とお腹の中に戻る場合と、貯留したまま戻らない場合にわけられますが、どちらの場合であっても、命を脅かしたり、将来的に子供を作る能力に影響したりということはないため、基本的には経過観察することが可能です。鼠径ヘルニアとは異なり、脱出した腸がはまりこんでしまって戻らなくなるヘルニア嵌頓(かんとん)の危険性も低いですが、穴の大きさによっては鼠径ヘルニアを合併する可能性もあります。この脱出する穴は乳児期に自然に塞がる可能性もありますが、痛みを生じることや、陰嚢の左右差が目立つ場合があります。痛みなどの症状がある場合や整容面が気になる場合は、手術で穴を塞ぐ治療を行うことができます。当院では腹腔鏡を用いた小さな傷での術式で手術を行っています。手術のための入院期間は、1歳以上は1泊2日、1歳未満は2泊3日となります。思い当たる症状のある方は、ぜひ当科までお気軽にご相談ください。

停留精巣(ていりゅうせいそう)

停留精巣は、陰嚢内に留まるはずの精巣が、生まれつき鼠径部等の高い位置に留まってしまっている状態を指す疾患です。健診や、お風呂に入ったとき等に、陰嚢内に精巣を触れないことで気がつかれます。停留精巣が生じる原因は不明ですが、精巣は胎児期にお腹の中で生じたものが陰嚢内に降りてきて固定されるプロセスをとります。その下降のプロセスが何らかの理由により途中で停止すると、停留精巣となることがわかっています。停留精巣では、精巣が陰嚢内にあるときより温度が2~3℃高い環境にさらされることとなり、精巣機能が低下して将来的に子供を作る能力が低下する原因となることがいちばんの問題となります。また精巣がねじれてしまう精巣捻転(せいそうねんてん)のリスクが高いとも言われ、他には精巣がんの発生率が上昇したり、発生した際に発見が遅れたりするリスクがあると言われています。これらの理由から、気がつかれたときには手術時期はなるべく早い方が望ましいと言われ、生後半年から遅くとも1歳半までに手術をすることが望ましいとされています。手術のための入院期間は、1歳以上は1泊2日、1歳未満は2泊3日となります。思い当たる症状のある方は、ぜひ当科までお気軽にご相談ください。

また、停留精巣と似たように陰嚢内に精巣を触れない疾患として、移動性精巣(いどうせいせいそう)があります。こちらは精巣が陰嚢内と鼠径部とを行ったりきたりするもので、経過観察が可能となることが多いです。ただ手術の必要な停留精巣と、経過観察が可能な移動性精巣とを見分けるのは専門家でないと難しいため、陰嚢内に精巣がないことに気がつかれた場合には、ぜひ一度診察を受けていただくことを強く推奨いたします。思い当たる症状のある方は、ぜひ当科までお気軽にご相談ください。

漏斗胸

漏斗胸は肋骨や肋軟骨の変形により、前胸部のあたりがロート状に凹んでいる疾患です。漏斗胸は、おおよそ1,000人に1人程度の割合で起こり、正確な男女比は不明ですが、男子に多いと言われています。小児期は日常生活において漏斗胸による症状はあまり目立ちませんが、人によっては胸の痛みやものを飲み込むときのつかえ感、長距離走が苦手などの症状が隠れていることがあります。また、胸の凹みがひどい場合には心臓が圧迫され、心電図の異常や動悸を起こしたり、ひどい場合は心臓の弁膜症を起こしたりする場合があります。症状が無い場合でも外見上の問題で引け目を感じたり、いじめの原因になったりする可能性があり、整容面での治療希望が多い疾患です。治療は年齢に応じて異なり、幼少期にはアデノイドなどの上気道疾患(空気の通り道が狭くないか)をチェックし、もし上気道疾患があればそちらの治療を優先します。また、中学生以降(13歳以上)では手術による治療を第一選択としています。

手術は漏斗胸の第一人者である植村貞繁先生の下で研鑽を積んだ経験を生かして、「胸腔鏡補助下Nuss(ナス)法」という術式で行います。胸腔鏡と呼ばれるカメラで胸の中を観察しながら、チタン製のバーを体の中に留置して胸の形を矯正する手術です。安全に行うための胸骨挙上のテクニックや、留置したバーが倒れないようにする連結スタビライザーを用いて行います。また、胸腔鏡下肋間神経焼灼術という術後鎮痛のための処置(日本でも限られた施設のみで実施)を術中に行っており、術後の鎮痛が少ないことが特徴です。術後の回復も早く、入院期間は基本的に1週間から10日程度です。

漏斗胸でお悩みの方は、ぜひ当科までお気軽にご相談ください。

  • バキュームベル装着例

  • 漏斗胸症例 前胸部外観
    術前(A)(B)、術後(C)、チタン製のバーと連結スタビライザー―(D)

臍ヘルニア(へそヘルニア)

臍ヘルニアは、へその緒が乾燥して取れた後、へその緒が通っていた穴が十分に閉鎖されなかった状態を指す疾患(でべそ)です。泣いたときや、排便でいきんだときにへそがドーム状に膨隆することで気がつかれます。へその奥の穴が閉鎖していないと、泣いたりしておなかに強い圧がかかったときに腸やおなかの中の脂肪が脱出し、へそが膨らんだ状態になります。脱出した腸や脂肪は自然とおなかの中に戻りますが、自然と戻らない場合でも指で押すことで簡単におなかの中に戻る場合がほとんどです。鼠径ヘルニアのように脱出した腸がはまりこんで戻らなくなる嵌頓(かんとん)を起こすことはほとんどありません。嵌頓を起こす危険性が低いことと、2歳までは自然治癒する(自然に穴が塞がる)可能性があると言われるため、1〜2歳までは経過観察を行い、2歳以降での手術をご提案しています。基本的には整容面の希望に対して手術を行う場合がほとんどですが、穴が大きい場合や、脱出した腸が戻りにくいエピソード等を認めた場合には、我々から早めの手術をご提案しています。通常、手術のための入院期間は1泊2日となります。

また、特に乳児期には圧迫療法という処置もご提案しています。臍ヘルニアに対する非手術療法として、圧迫療法の有効性が報告され、保険診療として行うことが認められています(臍ヘルニア圧迫指導管理料)。具体的には、臍部に皮膚の上に綿球を乗せ、しっかりと押し当てた状態のままフィルムで覆って固定することで脱出しないように圧迫を行います。圧迫療法は外来通院で施行しますが、指導によって正しい手技を身につければ自宅での管理も可能です。ぜひ当科までお気軽にご相談ください。

「これくらいの出方だと手術するのが普通ですか?」のような相談に来られる方も多くいらっしゃいます。そのような場合は手術の実際の負担や、ご家族・ご本人の希望(どれくらい気にしているか)などを伺い、一緒に考えながら治療方針を決定しています。相談の結果、手術を受けない方もいらっしゃいますし、本人が気にするようになるのを待ってから手術を受けられた方も多くいらっしゃいます。また、きょうだいとも臍ヘルニアがあり、下の子の方が目立つので先に手術を受けたところ、それを見た上の子が「あのおへそにして欲しい!」と言って手術を受けに来られたケースもありました。相談だけでも構いませんので、気になる方はぜひお越しください。

<当院手術症例における術後の満足度調査の結果>
急性虫垂炎(きゅうせいちゅうすいえん)

急性虫垂炎はいわゆる「盲腸(もうちょう)」として一般的に広く知られた疾患ですが、幼児から高齢者まで幅広い年齢層で認められることが知られています。特にこどもの虫垂炎は進行が早く、炎症を起こした虫垂が破裂し、おなかの中に強い炎症をきたしてしまって、腹膜炎(ふくまくえん)を起こすことも珍しくありません。急性虫垂炎の治療方針としては、①手術が必要な場合、②手術ではなく抗菌薬での治療が必要な場合、③経過観察でよい場合の3つに分けられます。ほとんどの症例で、はじめの症状として右下腹部に痛みを訴えます。症状だけではふつうの胃腸炎との区別が難しい場合があるため、検査ができる病院で、詳しい検査を行う必要となります。こどもの虫垂炎の場合、超音波での検査が有用で、虫垂炎を疑ったときにはおなかの超音波検査と血液検査を行います。症状から虫垂炎がかなり疑わしいけれど、超音波検査で診断がつかないとき、追加でCT検査を行うことがあります。虫垂炎と診断されて、手術が必要な場合は、多くは虫垂切除術のみで手術は終了します。腹腔鏡を用いた手術であれば、術後3~4日で退院できます。診断の時点でかなり病状が進んでしまっていた場合、例えば虫垂が破裂してまわりに膿のかたまりを作ってしまっている場合などには、手術ではなく抗菌薬での加療を行います。手術をしなかった虫垂炎は、一度治まった後にもう一度症状を起こしてしまう「再発」のリスクがあるため、抗菌薬によって一度治療を終えたのち、2-3ヶ月をあけて予防的に手術を行うことをご提案しています。当院では、手術が必要な症例に対する緊急手術も行っています。お子様が突然右下腹部を強く痛がったときには、一度診察を受けていただくことを推奨いたします。思い当たる症状のある方は、当科までご相談ください。

スタッフ紹介

職名 氏名 学位 専門医・認定医等 専門分野
小児外科部長 鮫島 由友 日本外科学会専門医
日本小児外科学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本小児血液・がん学会小児がん認定外科医
日本周産期・新生児医学会認定外科医
小児外科
外科
医師(非常勤) 藤野 明浩 慶應義塾大学小児外科 教授
日本小児外科学会指導医
日本外科学会指導医
日本周産期・新生児医学会認定外科医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本小児救急医学会SIメンバー
小児外科
外科
医師(非常勤) 熊谷 知子 慶應義塾大学小児外科 助教 小児外科
外科

小児外科部長 鮫島由友(さめじま よしとも)

【経歴】

2008年 杏林大学医学部卒業、自治医科大学付属病院初期研修
2010年 川崎市立川崎病院外科 後期研修
2012年 杏林大学小児外科  レジデント
2013年 同上        助教
2017年 兵庫県立こども病院外科 フェロー
2019年 同上          医長
2020年 加古川中央市民病院小児外科 医長
2021年 神戸大学附属病院小児外科 医員
2022年 神戸大学附属病院小児外科 特命助教(病棟医長)
2024年 現職

【受賞歴】

2021年度 日本小児外科学会 年間優秀論文賞

【著書】

研修医から外科医、小児外科医・小児科医まで役立つ 小児外科リファレンス 東京医学社、2023年
B.症状からの鑑別診断 6.頸部腫瘤
C.各論 1.頭頚部疾患 耳前瘻・副耳・舌小帯短縮症・正中頸嚢胞・側頸瘻・梨状窩瘻
C.総論 32.臍ヘルニア・尿膜管遺残症・臍肉芽・臍腸管遺残
C.総論 42.異物誤飲・気道異物

外来初診担当医表

完全予約制 ・・・

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
鮫島(午前) 鮫島(午前) 鮫島
(午前午後)
鮫島
(午前午後)
藤野(午後)
受付時間8:30〜11:00(平日 月~金曜日)

※ 当院はすべての診療科が予約制の診療となっております。(初診紹介予約制)
※ 当院での診察順は予約の患者さんが優先となっております。予約をしていない場合は、待ち時間でご迷惑をお掛けしますがご了承ください。
※ 来院をされた日に予約をしていない場合は、受診できない場合があります。
  また、受診できる場合でもお待ち願う時間が長くなることが予想されますので、あらかじめご了承ください。

  • 診察の予約・変更

    1. 初診   8:30〜12:30
      再診 13:30〜16:30
    2. 電話で初診予約・予約変更ができます。

      048-462-1201

    1. 外来受付 月曜日~金曜日
    2. 休診日 土曜・日曜・祝日・年末年始
Copyright© National Hospital Organization Saitama Hospital All Rights Reserved.

受診ご予約のご案内

予約センター

初診:  8:30〜12:30(平日)
再診:13:30〜16:30(平日)

048-462-1201
  • 文字サイズ
  • 標準
  • 大きく
  • 背景色