がん看護分野の認定看護師

• 埼玉病院にはがん看護に関わる認定看護師は４分野・計５名が在籍しています。

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     看護外来中心に乳がん患者に対して治療の意思決定支援や相談対応を行っている「乳がん看護」
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     化学療法を受ける患者の支援や化学療法の投与管理についての整備を行っている「がん化学療法看護」
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     放射線療法を受ける患者に対して治療室でのケアや患者指導を行っている「がん放射線療法看護」
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     痛みや辛い症状を和らげるケアや最期の療養についての意思決定支援や調整を行っている「がん性疼痛看護」の4分野です。
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外来や病棟および緩和ケアチームで活動し、院内外の患者・家族・医療者からのがん関連の相談対応やスタッフ教育を行っています。
がんの診断から看取りに至るまでの幅広い期間に、私たちが共通して関わる患者さんは多くいます。活動部署は異なりながらも患者さん・ご家族のことを共有しケアを提案するなど連携や協働することで患者さんやご家族の安心にもつながっていると感じています。

小児救急看護認定看護師

小児救急看護認定看護師は、小児救急医療の現場でこどもの身体的な状況を判断し、緊急度を決定する小児トリアージ、小児の救命処置の普及への取り組みや、こどもの健やかな成長発達のため、こどもの権利を守り、家族も含め支援していくことなどを目的として活動をしています。また、こどもの不安や恐怖をできるだけ取り除けるような心の準備のためのケアの実践、こどもの事故予防・指導、こども虐待への対応などを行っています。
これからも地域のこどもやご家族に寄り添い、子どもの笑顔を支えられるような看護ができるように努めてまいります。

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認知症看護認定看護師

2025年には認知症高齢者が700万人を超え、65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症と推計されています。病気になって入院すると、今までの生活とは異なる環境での生活が始まります。特に認知症の方は治療や周囲の様子に不安を覚えても、自分の思いを上手に伝えることが苦手です。
認知症看護認定看護師は、治療を受ける認知症高齢患者さんが、安心して入院生活を過ごし、治療に専念できる環境を整え、早期退院につなげるため、医師やMSW等の多職種からなる認知症ケアチームに所属し活動しています。多職種の様々な視点から、認知症高齢患者さんの入院生活や治療上の困りごとを明らかにし、少しでも患者さんの安心につながるケアが継続して提供できるよう、病棟スタッフと共に検討し実践しています。

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  認知症ケアチームの病棟ラウンドの様子

皮膚・排泄ケア認定看護師

皮膚・排泄ケア認定看護師とは、創傷（Wound）・ストーマ（Ostomy）・失禁（Continence）に関わる看護領域の専門教育を受けた看護師です。当院には2名の皮膚・排泄ケア認定看護師が在籍しています。皮膚を健常に保つことで様々なスキントラブルを防止するスキンケアの専門家として院内での活動を行っています。主な活動として、褥瘡対策委員会に所属し多職種と連携を図り、院内の褥瘡予防対策の検討や実践、職員教育を実施しています。また、ストーマを造設される患者さんに対して、入院中から退院後に至るまで快適な生活を送ることができるように、専門性のある看護の提供を実施しています。

感染管理認定看護師

当院には、感染管理認定看護師が3名います。感染管理認定看護師は、ICT（Infection Control Team：感染制御チーム）に所属し活動しています。様々な感染症から患者・家族、職員を守るために、耐性菌等の検出動向、職員の感染防止対策の実施状況、病院環境の整備等について、確認・指導を行っています。またワクチン接種等職員の健康管理や職員への教育も担っています。

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2020年1月〜新型コロナウイルス感染症の世界的流行があり、地域の中核病院として、累計約2000名の入院患者を受け入れ、患者の診療や地域の相談に対応してきました。コロナ禍の経験を生かし、地域の人々の健康といのち、そして安心のこころを守る活動につなげていきたいと思います。