診療科・部門紹介
放射線科
概要
放射線科は、放射線診断部門と放射線治療部門の2部門で構成されています。
スタッフは、放射線専門医、診療放射線技師、看護師、受付事務員等で、スタッフ同士の連携のもと、日々の安心で安全な放射線診療を患者さんにご提供させていただいております。
放射線診断部門では、CT装置をはじめ、MRI装置、血管撮影装置(心臓カテーテル造影検査及び脳血管造影検査など)、マンモグラフィー装置、ガンマカメラ(核医学検査)、X線TV装置、骨塩定量装置、移動型撮影装置などの装置を用いて最適な放射線診断を行っております。
放射線治療部門では、放射線治療医師のもと、放射線治療に特化した診療放射線技師、医学物理士、放射線治療品質管理士、看護師によるチームで、放射線治療装置(リニアック)を用いた高精度な放射線治療を行っています。
当院は放射線科専門医修練機関認定施設でもあり、人材育成や教育にも力を入れております。更に、医療連携システム(カルナ)をオンラインで接続して、他の医療機関から検査や診療予約も受付けています。
装置の更新
1.CT装置(2025年1月 更新)
更新しましたCT装置では、異なる2つのエネルギー(Dual Energy )による撮影を同時に行うことが可能です。これにより従来のCT画像と共に、Dual Energyによる複数種類の画像が得られ、より詳細な診断を行うことができます。例えば、肺に分布する血管が血栓などにより詰まり血流が滞ることがあります。従来の撮影方法では、血流が滞っている領域が分かり難い場合がありましたが、この撮影方法により血管が詰まって血流が滞っている領域の判別が可能になりました。
また、CT画像上に写し出された物質の組成なども調べる(物質弁別)ことも出来きます。例えば、腎臓や尿路にできる結石には成分(尿酸、シュウ酸カルシウム、シスチンなど)によるいくつかの種類がありますが、結石成分により治療法が異なります。更新装置では、結石成分の推定を行うこともできます。
また、腎臓の機能が低下している患者さんへの造影剤投与は必要性を慎重に判断しますが、異なる2つのエネルギーによる撮影を行うことで、少量の造影剤でも診断に必要なCT画像を得ることが出来ます。他にも、少ない被ばく線量で撮影が可能です。
2.一般撮影装置(2025年3月 更新)
更新しました一般撮影装置により、これまで以上に患者さんに寄り添い、撮影効率を高めることが可能になりました。患者さんの撮影を行いますが、時にはじっと動かないでいることが難しい方もいらっしゃいます。導入した装置には、患者さんの体動を検出する機能がありますので、動いてしまったことによる再度の撮影を更に少なくすることができます。また操作性が向上したことで、短時間での撮影を行うことが可能になりました。
3.治療計画用CT装置(2025年5月 更新)
更新しました治療計画専用CT装置では、検出器列数の増加や寝台位置精度の向上によって、より高精度な放射線治療を実施できる環境が整いました。CT装置の開口径が広く、患者さんに合わせた正確な治療ポジショニングでの撮影が行えます。また、閉所が苦手な患者さんの圧迫感も低減されています。詳細は、放射線治療のページにご紹介しています。
スタッフ紹介
| 職名 | 氏名 | 学位 | 専門医・認定医等 | 専門分野 |
|---|---|---|---|---|
| 部長 | 磯貝 豪 | 放射線診断専門医・指導医 | 画像診断 | |
| 部長 | 小泉 淳 | 医学 博士 |
放射線科専門医・指導医 IVR学会専門医 胸部・腹部大動脈ステントグラフト実施医 日本脈管学会専門医 下肢静脈瘤焼灼術実施医 東海大学非常勤教授 |
画像診断・IVR |
| 医長 | 水野 まゆみ | 放射線診断専門医・指導医 | 画像診断 | |
| 医長 | 酒寄 正範 |
医学 博士 |
放射線治療専門医 がん治療認定医 |
放射線治療 |
| 医師 | 坂上 直也 | |||
| 医師 | 上野 真子 | |||
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医師 (非常勤) |
大橋 俊夫 |
医学 博士 |
放射線治療専門医 がん治療認定医 |
放射線治療 |
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医師 (非常勤) |
外山 弘文 |
医学 博士 |
放射線治療専門医 | 放射線治療 |
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各種検査 arrow_forward_ios
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CT検査のご説明
高性能のマルチスライスCT装置3台、320列(キャノン:Aquilion ONE ViSION Edition)と64列(GE:Revolution Frontier)、64列(GE:Revolution Maxima)が稼動しています。
埼玉県南西部に位置する中核医療機関として、多くの救急患者さんのCT撮影を行っています。また地域医療連携施設を通じた地域の患者さんのため、土曜日・日曜日も検査を行っています。一般的な検査の他、異なる2つのエネルギー(Dual Energy )による撮影や、320列CT装置での冠動脈CT撮影、大腸CT検査での大腸3次元画像撮影、CT 灌流画像(CT Perfusion)などを行っています。
【検査の概要】
CT検査は、X線を用いて得られた情報をコンピュータ解析して画像化し、体内の深部を観察するものです。造影CT検査では、ヨード造影剤を静脈内に注射して検査を行います。ヨード造影剤は検査のための薬剤で、より詳しい画像情報を得るために注射します。【起こりうる副作用】
ヨード造影剤は広く一般的に使われます。基本的には安全な診断薬とされていますが、一定の頻度で下記のような副作用が生じることがあります。・軽い副作用:吐き気、動悸、かゆみ、発疹、熱感、頭痛などです。ほとんどの場合は軽度で一過性の症状です。生じる頻度は5%程度です。
・重大な副作用:非常にまれですが血圧低下や呼吸困難、意識消失、腎不全などを起こすことがあります。生じる頻度は0.1%程度です。そのための処置や入院が必要になることもあります。極めてまれですが病状・体質などによっては死亡例もあります。生じる頻度は0.001%程です。
・遅発性副作用:検査後数時間から数日後にかけて、発疹、かゆみ、吐き気、むくみ、めまい、頭痛などの症状が発生する場合があります。
【造影剤の使用が出来ない方、及び使用に際し注意が必要な方】
・ヨード又はヨード造影剤に過敏症の既往のある方は、原則造影CT検査は行えませんので医師にご相談ください。
・重篤な甲状腺疾患のある方は、原則造影CT検査は行えませんので医師にご相談ください。
・気管支喘息や重篤な心障害、肝障害、腎障害等をお持ちの方は副作用の発生頻度の上昇や症状悪化のおそれがあります。原則造影CT検査は行えませんので医師にご相談ください。
・ビグアナイド系糖尿病薬(メトホルミン、メトグルコ、エクメット等)を飲まれている方は、原則検査前後2日間(検査当日を含めた5日間)服用中止となります。
・妊産婦、授乳婦、妊娠している可能性のある方、小児などへの造影剤投与は、診断上の有用性が危険を上回ると判断される場合のみ行います。
【検査での注意事項】
・検査時間の3時間前から食事は摂らないでください(低血糖症状をお持ちの方は必ず医師にお伝えください)。
・お水やお茶は飲んでも構いません。但し、ジュース類や乳製品は検査に影響を及ぼしますので飲まないようにお願いします。
・お薬は検査実施上、休薬(ビグアナイド系糖尿病薬)していただく物以外は飲んでも構いません。
・体内に植込み型ペースメーカー又は除細動器がある場合、必ず医師にお伝えください。※ペースメーカー手帳をお持ちください。
・インスリンポンプ、持続グルコース測定器(CGM)がある場合、必ず医師にお伝えください。
- ※インスリンポンプ、持続グルコース測定器(CGM)は放射線(電磁波)等の影響を受け、何らかの誤動作、故障原因になることが報告されています。
- ※機器を取り外す必要があるか、機器を外しても良いか、必ず検査予約時に主治医又は機器を装着した施設の医師にご確認ください。
放射線科スタッフによる機器の脱着は行っておりません。
【CT検査での被ばくについて】
医療放射線による影響は、被ばく線量が100ミリシーベルト以下であれば、発がんなどの人体への影響は確認されていません。検査する方法、部位や体格、撮影する範囲で被ばく線量は異なりますが、一般的にCT検査により受ける放射線の量は5~30ミリシーベルト程です。また複数回の検査を行うこともありますが、お体の状態や病気の経過を確認して最善の治療を行うためで、放射線の影響が蓄積することはないと考えられています。検査は、得られる情報と検査の必要性が放射線による被ばくのリスクを上回っていると担当医が考えられる場合のみ行います。必要最小限の線量で検査を行い、且つ正しい診断が下せるように検査を行っていますので安心して検査をお受けください。【CT検査の動画説明】
検査の説明を動画で見ることができます。QRコードからご覧ください。
■ 冠動脈CT
以下の症状に お心あたりの方には、冠動脈CT検査など狭心症の検査をお勧めします
・ 胸の圧迫するような痛み(みぞおち、背中、左肩~腕、下あごの痛み)
・ 歩いたときの胸の痛みや息切れ
・ 同じような症状を繰り返す
320列CT装置による特殊検査
循環器領域
狭心症の診断に冠動脈CTは必須の検査です。心臓は常に拍動していますので、撮影には高性能のCT機械が必要となります。特に、高速撮影できる装置(カメラで喩えるならシャッタースピードが速い装置)が適しています。
当院の最新鋭320列CT装置は、冠動脈CT検査などの心臓撮影にまさに最適の装置といえるでしょう。コマ撮りのごとく、画像を積み重ねることで心機能の解析も可能です。
精密検査ではありますが、患者さんの通院負担を軽減して病気の早期発見を促進すべく、同日(受診したその日)や休日の検査にも対応しています。少量ながらヨード造影剤を注射することが必要です。頭部領域
320列CT装置では、広範囲撮影を生かして脳全体の血管造影検査や血流動態検査が可能です。小児領域
小児領域は、体格が小さいこと、息を止めたりじっとしたりと協力してもらうことが時に難しいこと、被ばくもできるだけ避けたいこと、などなどCT検査にとっては非常に難しい領域です。
高画質な画像、高速に広範囲撮影、被ばく低減といった320列CT装置の特徴・利点は、そのまま小児領域でのニーズに応えるものといえます。
MRI検査のご説明
MRI検査は、GE 3.0TおよびSIEMENS 1.5Tを使用し、月約1,000件・年間約11,000件を実施しています。頭部・脊椎から心臓、女性骨盤、小児鎮静下検査まで幅広く検査を行い、MRI対応ペースメーカー装着患者にも対応しています。医療安全に配慮し、ジェルネイルや体内金属確認を徹底しています。最近の取り組みとして、WEBやQRコードから検査説明動画が閲覧可能にするとともに、従来の紹介患者受け入れも積極的に行っています。
動きに強く患者さんにやさしい検査
小児や高齢の方で息止めや動きの抑制が難しい状況での胸腹部の撮像が可能な機能や全身で使用可能な体動補正技術を搭載しています。
【検査の概要】
MRI検査は、大きな磁場を使用して体内の診断を行うものです。検査の目的によってはMRI用造影剤の静脈内注射を必要とする場合があります。造影剤には『ガドリニウム製剤』と『肝臓用鉄剤』の2種類があり、検査目的により選択されます。この造影剤は病気の検出及び性質をより詳しく診断するために使われます。以下に造影剤に関する注意事項をお示しいたします。また、強い磁力を用いることによる体内金属等への注意事項に関してもお示しいたします。【検査当日の流れ】
検査当日は、再来受付機で受付後、15分前までに放射線科受付へお越しください。平日の再来受付は8時15分より開始しますので平日の午前8時30分予約の方は10分前までに放射線科受付へお越しください。
必ず、承諾書、MRI検査チェック票、検査予約票をご持参ください。
なお、予約時間に遅れた場合、当日の検査が行えなくなる可能性がございますので予めご了承ください。【ご注意】
1. 造影剤に関する事
MRI用造影剤は基本的に安全な薬剤といわれていますが、まれに次のような副作用が生じることが知られています。ここに書かれている事項をよくお読みの上、MRI用造影剤の使用に承諾頂ける場合には、ご署名をお願い致します。承諾頂けない場合であっても造影剤を用いないで、可能な限り正確な診断となるように検査は施行致します。
なお、喘息を有する場合や、以前にMRI用造影剤で重篤な副作用があった場合は原則として造影剤は使用しませんので、事前にお申し出ください。・ 軽い副作用:『ガドリニウム製剤』 発疹、悪心、頭痛など
:『肝臓用鉄剤』 腰痛、発疹、悪心、頭痛、鼻出血など
これらの副作用はまれに起こりますが、通常は特に治療を必要とせず、検査後まもなく治まります。・ 重篤な副作用『ガドリニウム製剤』・『肝臓用鉄剤』ともに血圧低下、呼吸困難、痙攣発作、ショック様症状が非常にまれではありますが発症する可能性があり、このような時は治療が必要となります。当院では、速やかな対応が可能な体制で検査を行っています。造影剤を血管内に注射する際に、まれに血管外に漏れることがあります。その場合、注射の部位に腫れや痛みを伴うことがあります。通常は時間が経ることにより吸収されるので心配はありませんが、漏れた量が多い場合には処置が必要なこともあります。
2. 体内金属等に関する事
MRI検査は、強い磁場と高周波を使用するのでこれらの影響を受けます。
金属類は、磁場と同じ方向を向こうとする力が働きます。これにより、もの凄い力で吸い寄せられます。この影響で、体内金属が動いてしまう恐れがあり、患者さん体内の損傷の可能性があります。また強い高周波により金属部が発熱し、熱傷が生じる可能性があります。また体内金属以外のもので、MRI検査室への持ち込みにより金属物とMRI装置の衝突により装置が大きく破損すると行った事故も報告されています。必ずMRI検査チェック票の各項目に対するご確認とご記入をお願いします。MRI検査チェック票に該当する項目がある場合、検査前に必ず医師にご報告いただき検査が可能かご相談・ご確認ください。極度の閉所恐怖症やじっと出来ない方も検査前に医師にご相談ください。インスリンポンプ、持続グルコース測定器(CGM)がある場合、必ず医師にお伝えください。機器を取り外す必要がありますので必ず検査予約時に主治医又は機器を装着した施設の医師にご確認ください。検査室での機器の脱着は行っておりません。
なお、感染症拡大防止マスクに付属している金属製ワイヤーは必ず取り外してご使用ください。ジェルネイルなどのアートメイクも熱傷の報告がありますので検査までに必ず取り外してください。
使用状態での検査はできません。
【MRI検査の動画説明】
検査の説明を動画で見ることができます。QRコードからご覧ください。
一般撮影のご説明
一般撮影部門では、デジタルX線診断装置3台(うち、長尺撮影可能装置2台)、X線骨密度測定装置1台、デジタル式乳房用X線診断装置2台、移動型X線診断装置5台、移動型デジタルX線透視診断装置4台を備え、精度の高い画像診断を提供しています。
乳房撮影(マンモグラフィ)のご説明
乳房のX線撮影をマンモグラフィといいます。乳房は柔らかい組織のため、専用の装置を使用して検査を行います。撮影は写真を見やすくするため、厚みが薄くなるように乳房を圧迫して撮影を行います。しこりとして触れない早期の乳がんも発見できます。トモシンセシス(3Dマンモグラフィ)撮影が可能な装置で、女性放射線技師が撮影しています。安心して検査をお受けください。また、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会より施設画像評価の認定を受けています。
血管撮影のご説明
冠動脈造影検査、冠動脈形成術、ステント留置術や四肢の血管拡張術、不整脈治療のアブレーション治療等の循環器疾患に対して検査や治療をおこなっています。医師・看護師・診療放射線技師・臨床工学技士がチームとなり安全に検査と治療が受けられる医療の提供を行っています。また、夜間や休日の救急検査や治療も行っています。
心臓の冠動脈以外の血管造影検査では、カテ-テルと呼ばれる細い管を脳や肝臓などの血管内に挿入し、造影剤を血管内にカテ-テル先端から注入して、目的とする部位の血管を描出し検査または治療を行います。外科的な手術と比較すると侵襲性が少ないため、これらの治療を受けられる患者さんの体に負担が少ないという特徴があります。
RI検査のご説明
RIは「radioisotope」(ラジオアイソトープ)の略で、放射性同位元素(放射線を出す性質をもつ元素)のことです。RI検査とは、ごく微量の放射性同位元素を含む検査薬(放射性医薬品)を体内に投与して、ガンマカメラで撮像を行う検査です。核医学検査、シンチグラフィー(以下、シンチ)ともいいます。放射性同位元素を含む医薬品で、RI検査では主に静脈注射で体内に投与します。検査の目的に応じて、特有の臓器に集まる性質をもった薬剤に、ごく微量のRIを標識混ぜて結合)した検査薬剤を使用します。
投与されたRIは、体内で代謝され、尿や糞便となり排泄されます。
RI検査は、体内からの放射線(γ線)をガンマカメラで検出して、病気の有無や組織・臓器の血流や代謝など、機能を画像化したものです。
医療放射線による被ばく
1. 医療放射線が人体に及ぼす影響
医療放射線による影響は、被ばく線量が100ミリシーベルト以下※1)であれば、発がんなどの人体への影響は確認されていません。検査する方法、部位や体格、撮影する範囲で被ばく線量は異なりますが、一般的にCT検査により受ける放射線の量は5~30ミリシーベルト、胸のX線撮影では0.06ミリシーベルト程※2)です。また複数回の検査を行うこともありますが、治療の効果や病気の経過を確認して最善の治療を行うためで、放射線の影響が蓄積することもないと考えられています。※1) 放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料 環境庁
※2) CT検査など医療被ばくに関するQ&A(2018年12月)
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発法人2. 小児の医療放射線被ばくについて
小児は「放射線感受性が高い」と言われていますが、身体が小さい分、撮影に必要な放射線量も少なくなります。必要な場所のみに少ない線量で検査を行い、且つ病気を見つけ正しい診断が下せるように検査を行っていますので安心して検査をお受けください。3. 妊娠中の医療放射線被ばく(胎児への影響について)について
お腹のX線撮影での胎児への影響は、無視できるほど小さいです。CT検査に関しても撮影範囲に胎児が含まれない検査では、胎児への影響は無視できるほど小さくなります。仮に、撮影範囲に胎児が含まれる場合でも少ない線量で検査を行い、胎児に影響を及ぼす線量にはなりませんので安心して検査をお受けください。
なお、妊娠が分かった時点で、必ず担当の医師にお申し出ください。4. 検査の正当性(正当化)
放射線を用いた検査は、得られる情報と検査の必要性が放射線による被ばくのリスクを上回っていると考えられる場合のみ行います。つまり、患者さんが検査により得られる利益がリスクを上回っていると医師が判断した場合に行います。以上をご理解いただき尚、放射線のことが心配な時は、担当医と良く相談しご納得いただいたうえで検査をお受けください。
5. 当院での被ばく線量低減の試み(適正化)
当院では、法令や関連学会のガイドラインをもとに最適な条件で検査を行い、放射線による被ばくを必要最小限にすることを実践していますので安心して検査・治療をお受けください。資格・認定
第一種放射線取扱主任者/診療放射線技師実習施設指導者/X線CT認定技師/肺がんCT検診認定技師/検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師/医学物理士/放射線治療専門放射線技師/衛生工学衛生管理者/救急撮影認定技師/塩化ラジウム(Ra-223)注射液を用いたRI内用療法における適正使用に関する安全取扱講習会 等
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放射線治療 arrow_forward_ios
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■ 放射線治療について
放射線治療は、手術・化学療法と並ぶ「がん治療の三本柱」の一つであり、特に身体への負担が少ない治療法として多くのがん患者さんに提供されています。
手術が困難な部位や、高齢・持病により手術が難しい場合でも適応可能であり、患者さんの生活の質(QOL)を保ちながら、身体への負担をできるだけ少なくする治療法です。がんの種類や進行度に応じて、放射線治療単独で行う場合や他の治療法と組み合わせて行う場合があります。当院は、厚生労働大臣より「地域がん診療連携拠点病院」に指定されており、専門的かつ高度で質の高いがん治療を提供しています。また、2025年より日本放射線腫瘍学会から「日本放射線腫瘍学会認定施設」として認定を受けており、最新鋭の医療機器と専門スタッフによるチーム医療体制を整備し、安全・安心・高精度な放射線治療の実施を徹底しています。地域の中核病院として、がん診療における包括的なサポートを提供するとともに、他医療機関との密接な連携を図り、患者さん一人ひとりに高度な治療を届けることを使命としています。
■ 当院で実施している放射線治療
当院では以下の放射線治療を実施しています。
● 外部放射線治療
リニアック(医療用直線加速器)を用いて、外から放射線を腫瘍に照射する最も一般的な治療法です。がんの位置や形状に応じて照射の角度や線量を緻密に計算し、周囲の正常組織への影響を最小限に抑えつつ、がん細胞に効果的に放射線を照射します。多くのがんに対して適応され、基本的に照射は1日1回、週5日、数週間にわたって実施します。外来での治療が基本で、患者さんの生活への影響をできるだけ少なくするよう配慮しています。
当院ではそれぞれの目的や病状に応じて外部放射線治療を実施しています。がんの完治を目指し十分な放射線量を正確にがん組織に照射する根治治療。手術が難しい、あるいは全身状態の制限などにより、治癒を目指しつつも患者さんの負担軽減を考慮した準根治照射。がんによる痛みや出血、骨転移による症状などを和らげることを目的とし、生活の質(QOL)を向上させるために行われる緩和照射などがあります。● 前立腺永久挿入密封小線源治療(シード治療)
早期前立腺癌に対する治療としては、手術だけでなく、通常の外部放射線治療とともに、米国における標準的治療である密封小線源治療を積極的に行っています。密封小線源治療は放射性同位元素を用いた密封小線源(いわゆる「シード」)を前立腺内に永久的に埋め込む治療です。当院では、前立腺がんに対してこの治療を行っており、短期入院で対応しています。治療時は麻酔下で針を用いて前立腺内にヨウ素-125(I-125)を配置し、低線量で長期間がん細胞に照射し死滅させます。外部照射に比べ、正常組織への影響がさらに少ない治療法であり、特に前立腺に限局したがんに有効です。
当院では2007年1月より密封小線源治療を導入しており、本邦において最初期に開始した施設の1つです。これまでに1600症例を超える治療を実施(2025年現在)しており、治療経験は極めて豊富で、治療成績も非常に良好です。詳細は泌尿器科のホームページをご参照下さい。※ 泌尿器科の診察で本治療の適応となった場合に放射線科を受診していただきます。また、患者さんによっては、小線源治療の1~2か月後に外部放射線治療を併用する場合もあり、その際にはVMATまたは定位放射線治療を実施します。
● 去勢抵抗性前立腺がん骨転移に対する内用療法(ラジウム-223(Ra-223)内用療法)
当院では、去勢抵抗性前立腺がんで骨転移を有する患者さんに対し、ゾーフィゴ静注〔塩化ラジウム(Ra-223)〕による内用療法を外来で実施しています。ラジウム-223は骨に集積する性質を持ち、骨転移部位に対して選択的にα線を照射することで、転移巣のがん細胞を攻撃します。患者さんの生活を大きく妨げることなく、痛みの軽減や生命予後の延長が期待される治療です。
本治療をご希望の患者さんは泌尿器科のホームページをご確認下さい。高精度な外部放射線治療
VMAT(Volumetric Modulated Arc Therapy、回転型強度変調放射線治療)
回転する照射装置から、がんの形に合わせて放射線の強さと角度を変化させながら、がん組織に集中した照射を行うことで、周囲の正常組織への影響を最小限に抑える照射方法です。短時間で正確かつ効率的な照射が可能です。
SRS/SRT(Stereotactic Radiosurgery/Stereotactic Radiotherapy、定位手術的放射線治療/定位放射線治療)
頭部や体幹部の小さながんに対して高精度・高線量を集中して照射します。正確な位置合わせが必須で、当院では画像照合により1mm以内の精度で位置合わせを行い、照射ごとに放射線治療医が確認しています。SRSは1回、SRTは数回で治療が完結します。
SBRT/SABR(Stereotactic Body Radiotherapy/Stereotactic Ablative Body Radiotherapy、体幹部定位放射線治療)
SRTのなかでも体幹部に対して行う定位放射線治療のことを体幹部定位放射線治療といいます。肺・肝臓などのがんに対し、ピンポイントで高線量を照射し、正常組織の被ばくを最小限に抑えます。当院では4DCT(4次元CT)を撮影し、呼吸によって動く臓器のがんに対して有効な治療計画を作成します。腹部圧迫法を用いた呼吸性移動対策を実施した照射を実施することもあります。骨転移、オリゴ転移にも積極的にSBRTを実施しています。
IGRT(Image Guided Radiation Therapy、画像誘導放射線治療)
治療前に毎回画像(X線/CBCT)を撮影し、がんと正常組織の位置を確認し、最適な位置に補正を施してから照射します。当院ではほぼすべての照射でIGRTを実施しており、正確な放射線治療が実施されています。
DIBH(Deep Inspiration Breath Hold、深吸気息止め照射)
息を大きく吸って止めることで、心臓などの臓器を照射範囲から遠ざけ、正常組織への被ばくを減らします。特に左乳がんの治療で心臓への被ばくを低減するために用いられます。
通常照射(全脳照射、緊急照射など)
通常照射は複雑でない照射、時間をかけずに開始することで抗腫瘍効果が得られる可能性が高い照射等で実施する場合があります。
■ 外部放射線治療の流れ
① 放射線治療部門への紹介
かかりつけ医または当院の診療科からの紹介が必要です。② 初回診察
放射線治療医が病状や検査結果を確認し、放射線治療の適応や治療方針、副作用などについて丁寧に説明します。高度な放射線治療を受けていただくためにMRI検査やPET検査等が必要になる場合もあります。不安な点があればどんなことでもご相談ください。▶ 看護師によるオリエンテーション
放射線治療を行うことが決定したあと、患者さんからの生活状況や要望、治療を進めていくうえでの不安などをお伺いし、皮膚マーキングの取扱い、治療期間中の食事など治療期間中の注意事項をお伝えします。また、最後まで安心して放射線治療を受けていただけるよう、必要に応じて看護師による面談を行いサポートしてまいります。③ 放射線治療スケジュール設定
放射線治療の実施が決まったら、照射開始日と放射線治療スケジュールを決定します。当院では原則として9:00〜15:30で放射線治療を行っています。なお、照射初回日と照射変更日は位置合わせの実施等により時間を要するため基本的に11:30または15:30の枠で実施しています。
治療時間について可能な限り患者さんのご希望にはお答えするつもりではおりますが、ご希望の時間帯が既に埋まってしまっている場合など、ご希望に添えない可能性がありますことをご了承ください。④ 治療計画用CT撮影
放射線治療計画専用のCT装置を用いて、治療部位の位置決め画像を撮影します。ここで得られた画像が今後の放射線治療の基準画像となります。毎回同じ姿勢で治療ができるよう治療部位に応じて吸引式固定具やシェルなどを作成します。体の力を抜き自然な体位で撮影することが重要になります。CT撮影時に腫瘍の動きを見るための4DCT撮影や、蓄尿時・排尿後など状態別の撮影が必要になることもあります。また、造影剤を使用してCT撮影することもあります。
⑤ 放射線治療計画作成
撮影したCT画像に加えてMRI画像・PET画像などの参照画像をもとに、がんの位置・形状・周囲臓器の位置を詳細に把握し、放射線治療計画装置を用いて照射線量や線量分布を決定します。がんに線量を投与し、正常組織には線量が投与されないように工夫して治療計画します。
⑥ 治療計画検証(PatientQA)
治療計画通りに正確な照射ができるか、実際にビームを照射して確認します。電離箱線量計を用いた線量計測と半導体検出器を用いた線量分布確認により、計画された治療が正確に実施できることを事前に検証しています。
⑦ 放射線治療実施
放射線治療室への入室から退室まではおよそ10~20分程度で、実際に治療ビームが照射されているのは1~2分です。患者さんの皮膚マーカを基準に位置合わせを行い、照合用画像を取得してミリ単位の精度で位置を調整してから、治療用ビームを照射します。照射による痛みは全く感じません。寝台に乗ってからは体の力を抜いていただき、動かないことが大切になります。
※ VMAT・SRT/SBRTなどの高精度放射線治療では、準備・確認が必要となるため、治療開始までに約1~2週間を要する場合があります。
⑧ 放射線治療中診察(週1回)
治療期間中は放射線治療医による週1回の診察で副作用の有無や体調の変化を確認します。
週1回の定期診察に加えて、看護師・診療放射線技師が患者さんの状態や副作用についてフォローし、必要に応じて看護師が生活指導・副作用対策・精神的ケアなどを行い、安心して治療を受けられる環境を整えています。⑨ フォローアップ診察
放射線治療終了後も、経過観察のために定期的な診察・検査を行い、治療効果や副作用の長期的な評価を行うことがあります。■ 放射線治療での看護師の取り組みについて
現代のがん治療において、放射線治療は根治から症状緩和まで、幅広い適応があります。しかし、患者さんやそのご家族の中には、放射線についてよく分からない、何となく怖い、などのイメージを抱き、放射線治療を受けることを躊躇したり、不安に思われたりする方も多いのではないでしょうか。このような患者さんやそのご家族の不安を少しでも和らげるために、治療前だけでなく治療期間中も定期的に看護師による面談を行うことで、患者さんの現在の体調やライフスタイルに応じて、きめ細やかな指導を行っていくことが重要と考えます。
放射線治療を受ける上で、治療中の副作用の発生は避けられませんが、日常生活に注意することで、症状を軽減したり、回復を早めたりすることができます。そのために看護師が患者さんの日常生活習慣や健康状態、セルフケア能力を把握した上で、お一人お一人に合った指導を行い、患者さんが治療を完遂できるようにご家族を含めサポートしています。また、患者さん自身が副作用の経過を少しでも理解しやすくなるよう、照射部位や疾患によってどのような副作用がどのような時期に生じやすいか、またその副作用の症状について日常生活の中でどのような点に注意すればよいかについて、丁寧にご説明させていただきます。副作用以外についても、患者さんやご家族からの不安や疑問に出来る限り対応させていただきます。ご不明点、ご心配のことがございましたらお気軽にスタッフにご相談ください。■ 当院の放射線治療装置
当院では最新の放射線治療機器を多数導入し、安全かつ高精度な放射線治療を地域の患者さんに提供しています。
TrueBeam(Varian Medical Systems):リニアック(医療用直線加速器)
2018年に導入され、2024年にバージョンアップされています。VMAT、SRT/SBRTなど高精度放射線治療に対応しており、高出力かつ高精度な照射が可能で、がんの形状に合わせた最適な線量分布を実現します。また、回転照射や画像誘導機能により、短時間かつ正確な照射が可能です。TrueBeamでは、これまでにのべ2,700人を超える患者さんを治療してきました(2025年現在)。2025年には継続治療期間500日以上(治療装置の不具合による照射中止なしの期間)を達成しています。
ExacTrac(Brainlab):IGRTシステム
2方向からのX線撮影によるサブミリ単位での位置照合精度を有します。患者さんの位置ずれをモニタリングし、頭部SRT、SBRT、椎体、金マーカ照合等において高精度な照合・照射を実現します。画像誘導機能により短時間での照射が可能となります。SOMATOM go.Sim(SIEMENS Healthineers):放射線治療計画CT
2025年導入の治療計画専用CT装置です。逐次近似再構成の機能を搭載し、撮影時の被ばく線量を大幅に低減しつつ、高画質の画像を得ることが可能となりました。また、金属アーチファクト低減(Metal Artifact Reduction;MAR)機能も搭載されており、体内に金属がある患者さんに対しても、より正確な画像を得ることができます。従来の治療計画CT装置と比較して検出器列数の増加や寝台位置精度の向上によって、より高精度な放射線治療を実施できる環境が整いました。CT装置の開口径が広く、患者さんに合わせた正確な治療ポジショニングでの撮影が行えます。また、閉所が苦手な患者さんの圧迫感も低減されています。
singo.via RT Image Suite(SIEMENS Healthineers):放射線治療計画支援ソフトウェア
2025年導入の放射線治療計画支援ソフトで、AI技術による臓器輪郭自動抽出機能により、放射線治療計画作成の効率化と標準化が可能です。臓器輪郭自動抽出機能の出力結果は必ず放射線治療医と診療放射線技師(医学物理士・放射線治療専門放射線技師を含む)が確認しています。Radiation Treatment Planning system(RTPs):放射線治療計画装置
高度な計算精度と自動化機能を備えており、複雑な三次元線量分布を設計・計算し、治療装置に正確な指示を出す役割を担っています。定期的にバージョンアップを行い、最新機能を有効に使用した安全・安心・高精度な放射線治療を提供しています。▶ Eclipse(Varian Medical Systems):2024年バージョンアップ実施
▶ RayStation(RaySearch laboratory):2025年バージョンアップ実施
■ 安全性確保・精度管理体制
日常点検(Daily QA)・月次点検(Monthly QA)
リニアックからの出力線量について毎日・毎月の計測を行い、常に基準内であることを確認し、記録を保管しています。第三者機関による線量精度評価
公益財団法人医用原子力技術研究振興財団による「放射線照射装置出力線量の第三者評価」を3年に1度受審しており、出力線量が適切であることを確認しています。線量計の校正
ガイドラインに従い、放射線の量を測定する電離箱線量計は1年に1回、電位計は3年に1回、外部機関による校正を受け、正確な測定が行える状態を維持しています。
放射線治療装置関連装置の定期保守・点検
TrueBeam(リニアック)、ExacTrac(X線IGRTシステム)、SOMATOM go.Sim(治療計画CT)、singo.via RT Image Suite(放射線治療計画支援ソフトウェア)、放射線治療計画装置などの各種装置および線量測定機器は、メーカーによる定期メンテナンスを実施しています。■ 放射線治療チームについて
放射線治療はチーム医療で実施しています。
放射線治療医(放射線治療専門医)
放射線治療方針の決定、診察、副作用管理、フォローアップ等、全体の統括をします。診療放射線技師(放射線治療専門放射線技師、医学物理士含む)
患者さんのセットアップ、治療装置操作、位置確認、線量測定、治療計画・機器品質管理などを担当します。放射線治療看護師
治療中の体調管理や副作用への対応、生活指導など、患者さんに寄り添いながら支援します。◇ 患者さんとの密なコミュニケーション
診察時には治療内容・副作用・生活面での注意点などについて丁寧に説明し、不安を取り除くよう努めています。治療中も看護師や診療放射線技師が常に声かけを行い、安心して通院・治療を受けられる環境づくりを心がけています。当院では各専門職種が連携し、高度な放射線治療を提供しています。当院スタッフの資格保有者数(複数保有あり)放射線治療専門医(日本放射線腫瘍学会) 3名(非常勤含む) 医学物理士(医学物理士認定機構) 3名 放射線治療専門放射線技師(放射線治療専門放射線技師認定機構) 4名 がん放射線療法看護認定看護師(日本看護協会) 1名 ■ 安全・安心・高精度な放射線治療を目指して
すべての患者さんに安心して放射線治療を受けていただけるよう、最新機器の導入、スタッフの専門性向上、そして厳格な品質管理体制を整えています。また、患者と医師が協力して方針を決めていく「shared decision making(協働的意思決定モデル)」に基づき、患者さん一人ひとりの背景や希望を尊重し、「自分らしく生きる」ための医療をチームで支援する診療を行っています。治療を「受ける」から「共に進める」ものへ。患者さん主体の医療を実現するために、スタッフ一同取り組んでいます。
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放射線治療のご相談・ご予約 arrow_forward_ios
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外来初診担当医(放射線治療)
完全予約制 ・・・
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 酒寄/坂上 ― 酒寄/坂上 酒寄/坂上 外山 受付時間8:30〜11:00(平日 月~金曜日)※ 当院はすべての診療科が予約制の診療となっております。(初診紹介予約制)
※ 当院での診察順は予約の患者さんが優先となっております。予約をしていない場合は、待ち時間でご迷惑をお掛けしますがご了承ください。
※ 来院をされた日に予約をしていない場合は、受診できない場合があります。
また、受診できる場合でもお待ち願う時間が長くなることが予想されますので、あらかじめご了承ください。■ 放射線治療のご相談・ご予約
放射線治療についてのご相談・ご予約は主治医からの紹介が必要となります。
また、患者さんの待ち時間短縮のため完全予約制となっております。
放射線科は外来のみの対応となるため、入院対応は行っておりません。
入院での放射線治療を希望される場合、まずは当院診療科へご相談ください。その後、診療科から放射線科への放射線治療依頼という形式をとっております。あらかじめご了承ください。放射線治療の初診予約について(原則的に医療機関からのご予約をお願いしています)
(1) 紹介元医療機関の依頼医/地域医療連携室からのご予約
<紹介元医療機関>
・ 医療機関専用番号:048-485-1616におかけください。
・ 紹介状と必要な画像(CD/DVDなど画像データのディスク)をご用意ください。
・ 事前対応として以下の2点をお願いしております。
➀ 紹介状のFAX:048-462-1268(お電話いただいた当日にFAXをお願いします)
➁ 必要な画像(ディスク)の郵送(追跡可能なサービスをご利用ください、予約日2日前必着)
郵送先
〒351-0102
埼玉県和光市諏訪2-1
国立病院機構埼玉病院「放射線治療」行・ 予約日が近い場合は、必要な画像(ディスク)は患者さんにお渡しください。
<患者さん>
・ 紹介状と必要な画像(ディスク)をお持ちの場合はご持参のうえ予約日にご来院ください。
・ ディスクを当日持参する場合は、画像取り込みに時間を要するため、予約時間の1時間ほど前にご来院ください。
・ 必要な書類等(紹介状・ディスク)をお忘れになると予約時間での診察ができない可能性もありますのでご了承ください。
(2) 紹介状をお持ちの患者さんからのご予約
・ 予約専用電話:048-462-1201(平日8:30~12:30)におかけください。
・ ご予約できるのは紹介状をお持ちの患者さんのみです。
・ 紹介状(必須)と必要な画像(ディスク)をお持ちの場合はご持参のうえ予約日にご来院ください。
・ ディスクを当日持参する場合は、画像取り込みに時間を要するため、予約時間の1時間ほど前にご来院ください。
* 放射線治療に関するご相談は、代表電話:048-462-1101(平日9:00~16:00)におかけください。担当者が対応いたします。
* 放射線治療の実施時間は原則平日9:00~15:30です。
外来での放射線治療は予約制となっています。混み合っている場合は治療実施時間のご希望に添えないこともございます。予めご了承ください。* 当科は病床がありませんので、放射線科での入院対応は行っておりません。
■ 放射線治療に関する情報
以下のホームページで放射線治療に関する情報が確認できます。
<公益社団法人日本放射線腫瘍学会>
「見て聴いて知る!がんの放射線治療」open_in_new
「放射線治療Q&A」open_in_new<公益財団法人がん研究振興財団>
「知っておきたい放射線治療」open_in_new
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低線量肺がんCT検診(45歳以上の方限定) arrow_forward_ios
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肺がんの現状と低線量肺がんCT検診の目的
日本人の死因の第一位は悪性新生物(広義のがん)ですが、そのなかで肺がん年間死亡数は74,120人(2017年)1)と最も多く、年々増加する状況を改善するために肺がんを早期に発見する努力が求められています。埼玉病院の低線量肺がんCT検診の目的は、肺がんを早期に発見することです。がんが大きくなる又は転移を起こす前の完治可能な時期に肺がんを見つけ、適切な早期治療を行うことです。
出典:1)国立がん研究センターがん対策情報センター「がん登録・統計」
低線量肺がん検診の目的と利益
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胸のレントゲン写真では、隣り合う臓器が重なり合うことにより、小さな肺がんを見つけることが困難な場合があります。
低線量肺がんCT検診の目的は、肺がんを早期に発見することです。これにより、小さく且つより早い時期の肺がんを発見できることが国内外の研究でも報告されています。
より小さい時期に肺がんを見つけることで、早期での適切な治療を行うことが可能となります。 -
低線量肺がん検診の利点
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CT健診による早期肺がんの発見率は、胸部エックス線検診に比べ高いことが知られています。当院で行う低線量CT検診の特筆すべき点は、320列CT装置と被ばく低減技術を用いるということです。
この方法を用いることにより、極めて低い放射線量(当院での検証結果で、通常行われるCT検査の5分の1程度)で検査を行うことが可能になります。
つまり、埼玉病院の低線量肺がんCT検診では、超低線量で高精度な検査をご提供することが可能です。 -
Canon社製 AquilionONE VISION EDITION
検査の流れ
1. 検査予約:お電話もしくは当院窓口での検査のご依頼。
2. 予約確定:予約案内状を郵送で送付いたします。
3. 検査当日:新館、放射線科受付(1階)にお越しください。
4. CT撮影(受付後、検査実施し会計まで約30分を予定しています。)
5. お会計
6. 検査結果:7日前後で検査結果を郵送いたします。
検診により異常が見つかった場合
【埼玉病院の呼吸器疾患治療】
もしも肺がんが検診によって見つかったとしても、早期に適切な治療を受けることができます。埼玉病院では、呼吸器内科及び呼吸器外科の診療体制を整えております。患者さんのご希望により、検診結果判明の後に疾患に応じた治療を早期に開始することが可能です。手術適応症例によっては、患者さんに負担の少ない胸腔鏡を使った低侵襲手術も可能です。-
【埼玉病院の放射線治療】
埼玉病院では最新鋭の放射線治療装置が導入されています。小さな肺がんであれば手術を行うことなく、高精度な放射線治療技術(体幹部定位放射線治療:SBRT)により胸を切らずに治療を行うことが出来ます。 -
検診料金
・ 低線量肺がんCT検診料金:10,000円(消費税抜)
・ クレジットカードもご利用できます。
検診日
・ 【平日】 月曜日〜金曜日 8:00~8:30(4枠)、午前(1枠)、午後(1枠)
・ 【休日】 土曜日 午前(5枠)
※完全予約制で行わせていただいております。ご予約
ご予約は予約センターにてお願いいたします。
・ 窓口予約 :平日8:30~17:00
・ 電話予約 :048-462-1201(平日13:30~16:30)
お問い合わせ
・ 放射線科新館受付 :平日9:00~16:00
注意事項
以下の条件に当てはまる方はお申し込み時にお知らせください。
・ 妊娠中の⽅、妊娠している可能性のある⽅
・ 植込み型除細動器を使⽤中の⽅
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