
薬剤部(お薬外来(薬剤師外来))
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薬剤部
お薬外来(薬剤師外来)
当院のお薬外来(薬剤師外来)は、予定入院患者の継続薬の確認、アレルギー・副作用歴の確認、特に入院前の常用薬・サプリメント・健康食品に出血リスクを高める抗血小板薬や抗凝固薬など周術期のリスクを高める薬剤などがないかチェックし、必要があれば休止するなどの目的で平成26年6月から開始しました。また、薬剤を休止しなかったことで発生する手術の延期の回避、看護師の業務負担軽減、入院前に持参予定薬の鑑別を行い、病棟薬剤師の業務負担軽減に取り組んでいます。現在は15の診療科で実施しています。
毎月300人前後の患者さんがお薬外来(薬剤師外来)を受けています。その中で休止薬剤を服用していた割合は約15%、約10%の患者さんが医師に疑義照会後、手術の延期や出血のリスクを回避することができています。今後、他の診療科にお薬外来を拡大し、内服薬管理の安全をさらに強化していく予定です。
